宇宙航空研究開発機構
サイトマップ
きぼう利用フォーラム 国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟
きぼう利用フォーラムとは フォーラムを知る イベントに関して 研究会の作り方
研究会の作り方
ホーム 研究会の作り方 採択されたミッション 宇宙とつながる京都研究会
採択されたミッション
宇宙とつながる京都研究会 代表者:村山 裕三(同志社大学 大学院ビジネス研究科 教授)
研究会の概要
「赤色」でつなぐ宇宙と伝統文化
宇宙と伝統産業の関わり
 本ミッションに参加した経緯をさかのぼると、2006年に開始した「伝統産業グローバル革新塾」(「革新塾」)に行き着く。「革新塾」は、京都の伝統産業を活性化するために同志社ビジネススクールに設置されたプロジェクトで、ここには、友禅染、西陣織、清水焼、木版画などの職人が参加して始められた。この中には、宇宙に興味を抱くものが数名おり、また「革新塾」の塾長を務める筆者が、かつてJAXAの招聘研究員を務めていたこともあり、宇宙とのつながりが生まれた。
 まず、我々が手がけたのは、陸域観測衛星「だいち」が撮影した衛星画像を新たなデザイン・ソースとしてとらえ、これを伝統産業の手法を用いて製品化することであった。この製品化は、思った以上に迅速に進み、計画開始後、半年も経たないうちに、アラスカの氷河の衛星写真を利用した着物、これにグレートバリアリーフのサンゴ礁の衛星写真を組み合わせた風呂敷などが誕生した。これらは、2008年3月に開催されたJAXA産学官連携シンポジウム「くらしのなかの宇宙ブランド」で発表、展示し、好評を得た。
「きぼう」の中の京都文化
 次に我々は、JAXA「きぼう利用フォーラム」と連携し、宇宙に京都文化を持ち込む取り組みを始めた。日本人宇宙飛行士が宇宙に長期滞在する時代を迎えたが、宇宙ステーションという無機質なテクノロジーの中での生活を、少しでも潤いのあるものにできないか、と考えたのだった。これは、機械に囲まれた現代社会にも共通する課題であり、これを京都の文化を有効活用することにより何とかできないか、と考えたのである。
 そして、2008年12月に、「宇宙とつながる京都研究会」を立ち上げ、2009年3月には同志社大学で、「きぼう利用フォーラム」との共催で「宇宙とつながる京都2009」を開催するにいたった。このシンポジウムをきっかけにして、さらに京都文化と宇宙の関わりを深めることになった。
パイロットミッションへの応募と期待
 このような時に出会ったのが、文化・人文科学利用パイロットミッションで、すぐさま、これに応募することを決定した。ところが、実際に具体的なミッションを考え始めると、大きな壁に突き当たった。というのは、宇宙の最も大きな特質は「無重力」という側面にあると考えたが、「無重力」のなかで文化を展開することには、どのような意味があるか、という基本的な問題であった。
 この問題を解決するために、多くの試行錯誤を行い、最終的に行き着いたのが、「きぼう」の中で、日本文化のエッセンスである四季を表現し、これを伝統産業の新たなデザイン・ソースにする、というアイデアであった。具体的には、宇宙の無重力下で「桜吹雪」と「もみじ落葉」をインスタレーションで表現し、ここから地球上の四季の風景とは異なった映像と画像を作り出し、これをデザイン・ソースとして新たな伝統工芸品を作り出すミッションにまとめ上げたのである。
 これは、まさに未知の試みではあるが、日本の宇宙開発に文化という個性と独自性を与え、ここから新たな伝統産業の突破口が生まれることを大いに期待している。
ページトップ
採択されたミッション
研究会の活動事例
研究会の編成手順
フォーラムQ&A よくあるご質問・疑問にお答えします。
フォーラム会員登録
アイデア・技術・ご意見募集中![NEW] WEBに掲載したい、「きぼう」利用アイデアや技術の募集、フォーラムへのご意見等ございましたら、こちらからご連絡ください。
プロモーション活動
きぼう利用フォーラムインタビュー
宇宙ことづくりインタビュー
サイトマップ お問い合わせ
Copyright 2008 Japan Aerospace Exploration Agency
サイトポリシー・利用規約 ヘルプ